こんなときはすぐに歯科医院に駆け込もう

意外に知らない歯のこと

歯科医院というと虫歯が出来たときに行くところというイメージを持っている人が大半ですし、年を取ってきたら入れ歯を作ってもらったり、歯周病で歯がぐらぐらしたらいくところという認識を持っている人も多いことでしょう。
けれど、こうした歯の異常が自分で感じられる状況になってからでは、治療に時間がかかるのは必至です。


そのため、歯こそ早めに治療に行くのがいいのですが、意外と知られていないのが、いつ、どのような状況になったら行くべきかということです。
早めにとは言っても、その早めのタイミングが分からないという人も多いでしょう。

見た目の変化に気づいたとき

毎日歯磨きをした後などに、習慣として歯を見ておくのがおすすめです。
そうすることで、あれ、こんなところに小さな穴が開いているとか、ここだけ歯の色が変わっているといったことに気づけます。
そう気づいたときこそが、歯科医院に行くべきタイミングです。
また、歯ぎしりをする人や、寝ているときに歯の食いしばりをしてしまう人の歯というのは、表面に細かいヒビが無数に入っています。
普通の人でも食べ物を噛むことによって歯の表面にはヒビが入るのですが、常に歯に力がかかっている人は、さらにヒビが多く入る状況を生んでしまうのです。
そのため、目に見えるヒビが見つかったり、少しでも欠けた場合は、すぐにでも歯科医院に駆け込んで治療を始めないと、どんどん歯の状態が悪化していきます。

かかりつけとして頼れる歯医者さん:

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歯ぎしり、歯の食いしばり対策もしてくれる

歯ぎしりや歯の食いしばりは、本人は無意識でしていることがほとんどのため、抑制がきかず、自分でやめようと思ってやめられるものではありません。
また、もともと歯をかみ合わせる際の力が強い人もいます。
これらの人たちは総じて歯にヒビが入り、割れたり欠けたりしやすいため、早めに歯科医院に行って歯をガードする器具を作ってもらうのがおすすめです。
ナイトガードと呼ばれる、歯にがっちりと差し込む入れ歯のようなプロテクターを作ってくれますので、これを上下の歯にはめ込むことによって、歯と歯が直接当たるのを防いでくれます。

保険診療対象だから安心

歯ぎしり、歯の食いしばり対策の装置の作成は、健康保険診療の範囲内で行われますので、治療費が高額になるという恐れはほとんどありません。
また、一度作れば歯の形が変わらない限りは長く使えますので、早めに対策をすることが歯を守ることにつながります。