鍼灸とはどういった治療法なのだろうか
鍼灸は、その名の通り、鍼とお灸を利用して行う治療法のことです。
両者を利用することによって体に対して刺激を与え、改善を促す効果が期待できます。
ただ、鍼治療となるとどうしても痛いのではないかと心配する人もいますが、実はそれほど心配する必要はありません。
なぜなら、治療ではその人に合った太さ・長さの鍼を利用するからです。
また施術の際は鍼管という筒状の棒を利用し、できるだけ痛みがないように配慮しながら行われます。
またお灸に関しても熱すぎるということはなく、肌の上にもぐさを置いても適度な熱さを感じることができます。
だから、初めての施術であっても過剰に心配する必要は一切ありません。
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どんな目的で利用できるのだろうか
体調が悪い時は薬を服用したりすることで改善を図ることももちろん可能です。
ただ人間には自己回復力が備わっており、その回復力を最大限に発揮して改善を図ることだって決して不可能ではありません。
鍼灸はツボなどに刺激を与えることによって、体が回復するためのお手伝いをする施術です。
ただ、実際には鍼灸にも得意分野というのが存在しています。
例えば内分泌系や免疫系の症状の改善です。
また、現在では痛みの軽減などにも利用されることが多く、怪我をした後に利用する人も珍しくありません。
またお灸自体にはリラックス効果も期待できるので、自律神経のバランスを整えるなどの効果も期待できます。
体調が悪くなった時しか利用できないのか
鍼灸自体は調子が悪くなった時に利用するイメージを抱かれてしまいがちですが、実はそうではありません。
毎日の生活を送っていると体が歪んでしまったりすることは珍しくありませんが、体調にその歪みの影響が出てくる場合と、出てこない場合があります。
もちろん影響が出てきた時は適切な処置を受ける事が重要ですが、実はまだ出てきていない時にも鍼灸は効果が期待できます。
つまり、体調管理にも利用することができるというわけです。
大人しか利用できないのだろうか
鍼灸は大人だけがその施術を受けることができると思われてしまうこともありますが、実はそうではなく、子供でもその施術を受けることは可能です。
子供の場合は小児はりなどが行われ、大人向け以上に痛みに配慮したものとなっています。
もちろんその施術の期待効果は非常に高く、体調が悪い時や怪我をした時だけでなく、夜泣きや癇癪など野悩みを抱えている時にも施術を受ける人が少なくありません。